忍者ブログ
雑記や本館の更新履歴がメインなブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 最近ちょっと色々ありまして、唐突にだらだら書いたものを置いておきますね。



 小説を書く上でのプロットについて考えてみる。
 登場するキャラクター、主人公たちについては、自分はある程度物語の起伏に沿わせるようなことがイメージできるようにはなったと思う。それは主人公の成長や壁に関してのキーの配置といった意味合いのことで。
 だけども、そこに事件を絡めることがまだできていない。
 と言うよりも。
 そもそも、まだ事件の作り方を理解していないのだと思う。
 それは伏線の出し方なのか何なのか。面白い話の作り方、見せ方を理解できていない。手法においても、感覚においても、まだ。
 だからこそ、事件の作り方を学ばなければならないと思うし、それを得ることができれば、物語に主人公の心情と成長に絡めて同時進行する物語、ここでいうのは事件という意味でのものが描けるようになると思う。
 であるならば、その為にはどうするか。
 やれることは数多いけれど、その中で自分に合ったやり方はなんであるのか。
 手探りであることは楽しい反面、徒労を強く感じることもある。スキルが何ポイント上がりました、なんて分かりやすい結果が得られればいくらでも頑張れてしまう自分ではあるのだけれど。それでも、続けていれば成長も実感できる時がいつかは訪れるもので。それを心待ちにしながら今日も色々と手探りで学ぶ。

 面白い話ってなんだろうと考えたりする。
 たとえば、それは序盤で振り撒かれる謎たちであり、その謎たちは色々漠然と想像や妄想できると楽しい。この伏線をどう回収するのだろうかとか、単純に謎の正解を知りたいだとか。とにかく、色々な物がひきつけてくれるので、終盤の展開を期待して読み進めることができる。
 そして広がった謎と主人公たちが絡み合い、心情も浮き彫りになってきたところで、終盤に向かって一気に風呂敷きをたたみ始めると、この勢いをもって読み進めたい衝動が激しくなる。やっぱり怒涛の展開というのは楽しいもので。ただ、やはりそれは今までの伏線や謎のパーツがかちりかちりとかみ合っていく楽しさであり、勢いだけあればいいというものではないのだろうなあとも思ったりする。

 面白い設定とは何なのか考えてみる。
 複雑で奥深くて深く考察が可能な掘り下げられた設定群は面白いのだろうか。無論、本文中で設定集のごとく長々と語り続けるのは除外するとして。
 魅力的な舞台や小道具群の作り方はどうしたら良いのだろうか。
 王道に独創的なアレンジやスパイスが常道なのかね。良く分からない。
 ありきたりな物をひっくり返したり、引っ掻き回したり。
 勇者と魔王の物語で、魔王が主役だったり、勇者も魔王も全然関係ないところで話が展開したり。
 味付け的な定石は外しながらも、基本構造は定石を踏むのだろうかね。
 漠然と敵は某国のスパイだ! としてもなんとかなるけれど、正直それでは興醒めも良いところだ。
 整合性を取りながらも、嘘理論で押し切れば良いのだろうか。
 まだちょっと、勉強が足りないらしい。

 読み手それぞれが思い出を起こして共感できる場面。
 この場合は、狙った読者層に共感をしてもらえる可能性が高い演出、場面を作ることを指して話そう。
 十代がターゲットなのだから、中高生が理解共感できる要素が欲しくなる。多くの時間をしめるのは学校での時間であったり、友人たちと遊ぶ時間だったりするのだろう。どこか閉鎖された空間であるわけで。管理されているような気がしてしまったり。色々と理解や納得できないルールが多い時期なのかもしれなく。
 そんな衝動、気持ちを連想して共感しやすいストーリーや場面ならば、読みやすい――印象に残りやすい、興味深い、それは面白いと繋がるのではないのだろうか。
 難しいことを想像しなくてもいいのは、考えない分だけ楽に楽しめる。
 それはより高みにある楽しさを得ることはできないのだけれど、単純にさくっと楽しむには十分だったりする。だから、小難しい話は敬遠されるし、腰を据えて「さあ、読むか」なんて気合を入れて読書をするのは少数派だ……と思う。楽しいのが分かっているから、ちょっと読むのが疲れる本でも読みたくなるのだけれど、そんな大変な楽しさよりは、考えずにさくっと楽しめる読み物の方が良いという人も多いのだろう。何だか小説と漫画の関係に似ているのかもしれない。
 行間を読むということがあるけれど。
 そういうものを含めて、想像しながら読むとなるのだろうけど、これが複雑な物語になると楽しい反面、大変だったりする。取り合えず深く考えずに、文面だけを読み進める――なんてことも結構ある。
 表面を追うだけでも楽しめるけど、考察しながら読んでも楽しめる話というものは良いものだよねというお話。

PR

サイトのチェックはしています。
ですが書いていない感じだったりします。

 生きてるー! 生きてるよー!
 ちょっと忙しいんです。しょんぼり。

 そこにあるものを説明するのではなく、描写する。
 描き出すことで、読み手の想像力を広げ、書いてあること以上にイメージが膨らむ。そうしたことができる技術とセンスが欲しい。読み続けることができる、読んでいて自然と入ってくる文が書きたい。描きたいイメージが明確であるときは、少しは納得のいく表現が見つかるのだけれど、やはり中途半端な状態では説明しているだけで終わっている気がする。私は楽がしたいので、そうした技術とセンスを意識しないで扱えるだけの域に達したいなぁと思う。

 書きたい話という漠然としたイメージはある。けれど、それを『小説』としてまとまりのある形として思い描けるかといわれれば、難しい。起承転結といえば分かりやすいのかもしれないけれど、とにかく、そういうモノ。
 それは単純に技術、力量が足りていないから。だから話を作ることができない。ここは反復的に練習すればある程度培えるものではあると思う。昔よりは、多少ましにはなった。だからといって、誇れるレベルではないのだけれど。もっと吸収するべきものは多いと思うし、なにより自分は怠惰だから歩みが遅い。困る。困ってないで頭を動かせ、手を動かせ、なにかしろ――という話ではあるのだけど。

 油断すると凄い勢いで放置してしまうので、特別書くことがないのですけど、書いてみる感じです。
 今は積み上げた文庫本が全然消化できていないので、ちまちま読み進めています。本を開いてみても、読む気力が続かないというよろしくない状態ですけれど。困ったものです。
 現在読んでいるのは『終わりのクロニクル』です。面白いかと問われれば――どうなんでしょうか。設定はしっかり作られていて面白いですよね。キャラクター同士の掛け合いが、小難しい話の合間に入るので、多少息苦しさが緩和されている感じです。文体の一部が好み、というか面白いなあ、と感じる部分があり、それを吸収する意味で読み進めているところもあります。独特な体言止めと言い回しをしますよね、このひとの地の文って。個人的にはびっみょーうに読み辛いので、どうしても読み進めるのが遅くなる感じです。はまると気持ち良いのですけれど。



 それはそれとして。
 レトリックのスキル上げをしたいと思っている今日この頃なわけです。
 FTOでは、中途半端な装飾にこだわった前半部分が、逆に重くてうざったいかなぁなどと思うわけです。もっと読みやすくて読み進めやすい文体にしたいわけです。変に描写にこだわって、上手くなった気になってる場合じゃないわけです。
 面白い話を書くという本質は絶対なわけですが、それは置いておいて。それを描く為の文体というのが、自分の書きたいものと合っていないというか。もっと削ぎ落とすべきだというか。さくさく読めなければ意味がないのですよね。ライトノベル書きたいわけですし。
 結局は魅力的なキャラクターを仕上げて、一人称の方が合ってるという気もします。壮大な話より、人間の内面部分を描きたいというのがあるわけなので。三人称で戦記物とか憧れはしますが、プロットを仕上げるだけの技量すらなさそうです。この辺り、二次創作とかで感覚をつかむのがいいのかもしれないですよね。設定を仕上げなくていいというのはとても楽です。

 二次創作系のSSとかの話。
 何処かで聞きかじった話ですが、二次創作というのは書き手と読者の間に書かなくても分かる『共有している情報』というのがあるのですよね。主人公の容姿だとか、周囲の環境だとか。これを端折って書き進められるので、楽ができますよね。認識がずれていたりすると、冷めて読む気がなくなったりするのかもしれませんが。
 で、何が言いたいのかと。
 オリジナルの場合、そういった物をちまちま積み上げて、読者と共有していくわけですね。で、築いた『常識』を舞台に色々お話を展開させるわけで。その辺りの構成のバランスというか、組み上げ方とか良く分からないですね! 難しいです。
 言いたいことを全然まとめられていない気は凄くするのですが、取り敢えず徒然にだらだらと書いただけなので気にしないことにします。そもそも、ここを閲覧している人はものすっごく限られているわけですし。気にしたら負けだと思うのです。所詮は日記。チラシの裏なのですよ。



 書きそうで書かない話をまとめてみる。

『日本語による魔導入門』
 異世界トリップ物。
 主人公の少女は夏休みに田舎へと遊びに行く。
 子供の頃から、来る度に遊んでいた山に足を運ぶが、道に迷う。
 一本道なのに何故知らない場所に出る?
 気が付けばそこには見たことのない館が在った。
 主人公は来た道を戻ろうとするが、見知った場所に出ることはなかった。
 怪物に襲われるなりなんなりで危機に。
 狐耳娘に助けられ、館の中へ。
 言葉の通じない館の主――狐耳の娘に捕まる主人公。
 逃げる場所もなく、雑用をこなす中、一冊の本を見つける。
 何故かそれだけは日本語で書かれていることに驚く。
 書き手の馬鹿にしたような口調の内容に苛立ちながらも、中身を確かめる。
 それは魔法を解説していた。
 雑用をこなしながら、ちまちまと魔法を覚えていく主人公。
 言語翻訳の魔法を覚えたことで、狐耳の娘と交渉が可能に。
 また、今自分が置かれている状況も把握できるようになる。
 以下、狐耳娘と主人公が友情を築きながら、帰る方法を探す旅に。
 このブログにある『異邦人と半妖の日常』が、その旅のワンシーンを描いていたりします。どうして異世界に迷い込んだのか、日本語による魔導書はなんなのか。その辺りの落ちに向かって基本はふたりの友情を描くお話――を書こうと思ったのですが、もう放置したまま書いてませんね! あっはっは。

 もう一本。
 話の流れをまとめたやつがあるのですが、そっちもまた今度書き出しますかね。それはつまり、ちゃんと書く気があまりないってことなんですが。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

[1] [2] [3] [4] [5
«  Back :   HOME   : Next  »
プロフィール
HN:
あざの
最新コメント
[11/13 あざの@管理人]
[11/10 のけもの]
[10/19 あざの@管理人]
[10/18 tagu]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
フリーエリア
忍者ブログ [PR]